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カースポット丸亀原田

正しく使いたいアイサイト

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とある休日、散髪に行きました。

髪を切って帰宅しても我が子は無反応。

 

髪を切った事に気付かないのかな?と思い

「散髪に行ったのになんで気付かないの?」

と我が子に言うと、

不思議そうな目で

「パパ、髪の毛無いのに髪切り屋さんで何切ってもらうん?」

と言われました。

 

ここはユーモアあふれる言葉で返すのが親の役目!と思い、

口から出てきた言葉は

「お、おぉぅ・・・。」でした。

 

そんな店頭スタッフが今回お送りするのは、

アイサイトを正しく使っていただきたい、

というご案内です。

 

 

 

 

 

 

アイサイトはスバルの普通・小型車に取り付けられている

運転支援システムです。

正しくお使いいただく事で運転をより楽にしたり、

事故の確率を低減させる働きをします。

また、ステレオカメラを使用する事で高い認識力を持ち、

システムが普及しだす早い段階から、

歩行者やバイクなども認識対象としていました。

 

 

 

 

 

 

そのような性能の高さを持つアイサイトですが、

性能を発揮するのは正しく使用されている事が前提です。

 

まずアイサイトの仕組みを考えてみましょう。

アイサイトは上の写真のように2つのカメラで

前方を監視しています。

人間の目と同じ仕組みで前を見るため、

物体の判別など高い認識力を持つと言われています。

 

 

 

 

 

 

この認識能力をフルに発揮するには正しい使用が必要です。

上の写真のように、ダッシュボード上に物を置くのは

ダメとされています。

ポン、と置きやすいので重宝している、

という使い方は実は違うんですよね。

 

 

 

 

 

 

これは、取扱説明書にも記載がある取扱上の注意です。

「そんな、物を置いたくらいでおおげさな。」

「カメラを塞いでる訳じゃないし大丈夫でしょ?」

という意見もあろうかと思いますが、

実際に物を置いた状態の写真を

見ていただくと分かりやすいと思います。

 

 

 

 

 

 

ダッシュボード上に物を置くと

ハイ、このように見事にガラスに映り込むんです。

そして前が見にくくなるんです。

ステレオカメラは2つのカメラの映像を組み合わせて

前方を認識する仕組みですので、

この状態だと片側のカメラ映像は使えない訳です。

つまりカメラが前を認識できなくなるんです。

 

 

 

 

 

 

置いた紙の文字が読めるほどはっきり映り込んでいます。

奥にある椅子が見えなくなるほど視界を遮るんです。

「ああ、ロミオ、あなたはなぜダッシュボードに

物を置いてしまったの?」

と、ジュリエットも嘆いてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

物を置かない場合の視界と見比べていただくと

その差は歴然です。

いやぁ、直接ガラスを遮ってる訳ではなくても

こんなにも見えなくなっちゃうんですね。

なので、正しく使っていただきたいんですね。

 

 

 

 

 

 

「じゃじゃじゃじゃぁ、この縁取りされたカメラなら

ダッシュボードの上に物を置いても大丈夫だろ!?」

というチャレンジャーの皆さん、

実際のところどうなんでしょう?

 

個人的にもこの縁取りがあればダッシュボードは

カメラの視界に入ってないような気がするんですよね。

 

 

 

 

 

 

でも、この縁取りタイプのカメラでもアイサイト同様、

取扱説明書には

「ダッシュボードの上に物を置かないでね。

正しく作動しなくなっちゃうよ」

と書かれているのです。

 

 

 

 

 

 

つまり縁取りタイプのカメラであっても、

このようにカメラの視界を遮る恐れがある、

かもしれないという事です。

 

他にも取扱上の注意点は沢山あるんですが、

「おじちゃん、どうしてそんなに話が長いの?」

というお声を頂いてしまいますので今日はここまで。

 

安全に関わる大切な装備なので、

皆さん取扱説明書を読んで正しい使い方を実践して下さい。

分からない事があればお気軽にお尋ね下さい。

我が子に「髪切り屋さん行って何切ってもらうん?」

と言われたスタッフがご案内いたします。