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カースポット丸亀原田

歩くだけでパワーがもらえるだと!?その3

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前回とても人懐っこい小鳥に遭遇し、おとぎ話の世界と錯覚するような感覚を味わったおじさん。

小鳥に祝福され、これでゴールまで安泰な雰囲気が漂います。

しかし行く先に待ち受けていたのはとんでもないつづら折りの道路でした。

 

 

 

 

 

 

ヘアピンカーブとヘアピンカーブが重なり合う道路。

香川県の中で最も険しいカーブが続く道路ではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

このカーブはフォレスターでは一度で曲がり切れない。

切り返しをしてやっと通る事ができるほどの急角度なのだ。

 

道路のくせに前方後円墳みたいな道の形をしている。

地元の自動車学校の教習コースにもなっており、シビアな車両感覚が磨かれる県内屈指の良コースなのです。

運転が苦手な人には苦難のコースなのですが、本日私は徒歩なので余裕です。

 

 

 

 

 

 

嘘のような難関コースを通り抜けると松林に入ります。

海からの心地よい風が松林を通り抜け、ここまで歩いてきて良かったと実感できます。

 

 

 

 

 

 

松林の中に最後のパワースポットがありました。

最後のパワースポットは「水琴窟(すいきんくつ)」です。

 

 

 

 

 

 

水琴窟は地中に仕込まれた瓶(かめ)の中に水を一滴落とした音を楽しむものです。

透き通るような音を楽しめるとても風流な庭園設備です。

今の時代でも心に響く美しい音です。

きっと江戸時代の人はもっと特別な感情を抱いたでしょう。

 

 

 

 

 

 

水琴窟は管理がシビアなのであまりなじみは無いかもしれませんが、日本庭園や豪邸でたまにお目にかかれます。

そんな貴重なものが公園内に設置されているのです。

 

残り体力5

 

 

 

 

 

 

全てのパワースポットを回り終え、受付を行った道の駅に戻ります。

もう残りの体力は「0」だ。

窓口のお姉さんに「これ、回ってきた証拠写真です」と写真を見せると完結です。

もちろん私は自信満々で写真を見せました。

 

 

 

 

 

 

するとどうでしょう。

お姉さんの顔が曇るのです。

「・・・あの・・・大灯篭がちょっと・・・」

申し訳なさそうにお姉さんは言う。

「えっ!?灯篭違うんですか?」

「いやー、灯篭がいっぱいでどれか迷ったんですよ」

焦りを隠そうと早口で言い訳するおじさん。

 

 

 

 

 

 

すると心優しいお姉さんは

「本当はこれなんですけど・・・」と本物の写真を見せてくれる。

「でもいいんですよ、すぐ近くまで行ったのでゴール扱いでいいですよ」

慌てるおじさんを哀れに思ったのか、大灯篭も行った事にしてくれようとするお姉さん。

嘘だろ!?もう一回あのルートを歩くのか!!と思いお姉さんのご厚意に甘えようと思いました。

 

しかし、これでは納得いかないと

「もう一回行ってきていいですか?」

と大灯篭まで出発する事にしました。

ポケふた巡りの時もそうでしたが、こういうのは必ず失敗してしまいます。

 

 

 

 

 

 

しかし体力はもう0。

そこで登場するのが「ビタミンパワーGO!」です。

これで大灯篭のへ向かう体力を付けるのです。

残り体力 20に回復

 

 

 

 

 

 

長い石段を上り、

 

 

 

 

 

 

義経の鳥居を通り抜け、

 

 

 

 

 

 

再び本殿前の鳥居に戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

ここからこのやぶの中に進むと

 

 

 

 

 

 

あ、なにか見える!

 

 

 

 

 

 

ありました大灯篭が。

確かにでかい。

間違って写真を撮った石灯篭と比べると3倍以上ある。

見上げる大きさだ。

 

 

 

 

 

 

大灯篭の写真を撮り、三度道の駅に戻ります。

体力は使いましたが納得して戻る事ができました。

お姉さんも笑顔だ、良かった。

 

残り体力 ゼロ

 

 

 

 

 

 

そして歩ききった記念に封筒を頂きました。

 

 

 

 

 

 

中には絵葉書にご利益キーホルダー、そしてステッカーがたくさん入っていました。

歩いただけなのにこんなにいっぱい頂いていいんですか!?

 

パワースポットを巡り、パワーもいただいて記念品も頂いてしまいました。

何とも太っ腹なパワースポット巡りでした。

記念品が無くなり次第終了ですので、皆様お早目にご参加下さい。

 

 

パワースポットを巡り終えた直後、カメラが壊れました。

15年近く使ってきたとても良い製品でした。

きっとパワースポットによって旅の最後まで守られていたのだと思います。