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カースポット丸亀原田

巨木ツアー前編

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季節は芝桜が満開の、少し前の時期のお話です。

東京から来た濱田さんのテキパキと仕事をこなす姿に

すっかりこの香川県に慣れたように見えました。

ですがそんな彼から悩みを打ち明けられました。

「木が、木が見たいのです。とっておきの木を・・・。」

一体何を言っているのか意味不明ですが、私は全てを察した。

「行きましょう、とっておきの木を見に。」

彼が働く整備工場には植物のかけらも無い無機質な環境です。

そんな中で植物を愛する彼は飢えていたのです、木に。

 

 

 

 

そこで人柱じゃなかった、仲間を集め

男4人でこのフォレスターで出発することになりました。

威勢よく参加してくれた塚DAさんは言う、

「行きましょう!巨神木を見に!」

彼は木に興味は無いので巨神木と言われると巨人族みたいに聞こえる。

そしてもう一人の参加者I上君は言う。

「ボクは木に興味ありませんからね。」

彼は率直である、大変に。

 

 

 

 

 そんな4人を乗せて到着したのは天川神社。

香川県まんのう町の国道沿いにある神社です。

 

 

 

 

ここにはあるのです。

濱田さんが求めていた木が、正確には巨木が。

境内にあるこの杉の巨木は大きすぎて写真に納まらず、

下側三分の二が写っただけです。

下にいる人間と大きさを比べていただければ

その大きさがよくわかると思います。

道路側に傾きながらしっかりと立つ姿に一同無言で見入ります。

 

 

 

 

天川神社には拝殿前の杉の巨木以外にも多くの杉があり、

こちらの通路沿いの杉もかなりの大きさです。

木に興味の無い方々も神妙な面持ちになるほどの巨木です。

 

 

 

 

そしてこちらは道路に挟まれるようにしてそびえ立つ杉の巨木です。 

樹齢約700年と伝えられる巨木が道路の真ん中に2本。

そして道路右側の茂みの中にも数本の大木があるという

車で巨木の間を通り抜けられる貴重な場所なのです。

写真に写りきらないほどの巨木を数多く見た濱田さんに尋ねました。

「もう満足でしょうか?」

すると彼は満足げな表情を浮かべながら答えました。

「いや、まだだ。」

 

 

 

 

そこで念のため用意していた次のスポットへ向かうことにしました。

次の場所は天川神社から山側へ走った場所です。

徳島県との県境付近の道は狭く曲がりくねっていました。

フォレスターは巨体に見えますが意外にハンドリングが良く、

曲がりくねった山道も非常にスムーズだったのが良い発見でした。

そんな山道を走り到着したのが

 

 

 

 

香川県まんのう町「川奥」、です。

初めて来る山の中という状況に加え、

ドラマ「トリック」で見たことのある書体で書かれた看板が

怪しさ全開のとっても良い場所です。

川奥の名の通り非常に山深い場所です。

 

 

 

 

ここ川奥にあるのが杉王神社。

杉王の名の通り、ここにも杉があるのです。

 

 

 

 

そう、とっておきの杉の巨木、杉の王が。

この巨大さ、まさに驚きです。

樹齢800年と言い伝えられており、香川県内一の杉の巨木言われています。

下にいる人間と比べていただくとその大きさがよくわかると思います。

「僕はちょっと腰曲げて立ってますけどね。」

と塚DAさんは言うが、それでもとてつもない大きさです。

「僕かなり奥にいますけどね」

とI上君は言うが、

って、えぇっ!?奥にいるの?どうりで人間が小さく見えるはずです。

 

 

 

 

巨木の下にある案内板によると、

杉の高さは約50メートル、木の根元部分には空洞があり

地元の小学校の生徒が25人も入って遊んだという記録が残されているが、

現在は地面がかさ上げされその空間を拝むことはできない、との事。

25人も子供が入れる大空間がこの下にあるという事は

今は隠れて見えない根元部分はまだ更に太いという事!?

とんでもない木に出会いました。

 

 

 

 

 杉王神社の杉はあまりに巨大で、遠くから見ると

1本だけやたらおおきい!が実感できます。

それほどまでに見事なんです。

朝から巨木三昧にすっかり満足した我々は濱田さんに問いかけました。

「もう満足したやろ?」

「いえ、まだこの奥に別の巨木があるそうなので見に行きましょう。」

なんという事だ、これほどの巨木を見て彼はまだ満足していなかった。

そしてこの山奥、いや正確には「川奥」に来て

まだ奥へ行けとはどういう事なのか。

それが災難の始まりだとは、この時知る者はいなかった・・・。