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カースポット丸亀原田

巨木ツアー後編

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激狭の林道をくぐり抜け安堵した我々は

次の目的地へ出発する事にした。

それは徳島の誇り、

 

 

 

 

加茂の大楠です。

樹齢1000年とも言われる大樹で、

1本で森のごとき大きさです。

国指定の特別天然記念物に指定される貴重な木です。

 

 

 

 

 木のすぐ隣を車道が走る厳しい環境にありながら

見事な枝ぶりを持つ生命力に驚きます。

 

 

 

 

 ゆうに車の幅以上ある太い木の幹も必見です。

木のイメージをこえるその大きさに一同息をのみます。

この見事さには木に興味がなかった二人も感動したようで、

熱心に木に見入っていました。

 

 

 

 

 

木に興味を持ち出したので更に巨木を目指します。

次に訪れたのは高知県大豊町。

大豊の大杉です。

今回まわった中ではこの大杉だけ入場料が必要なのですが、

木の維持管理を考えるとあまりに安い大人200円という

奇跡の値段で巨木を見る事ができるのです。

 

 

 

 

あまりの巨木さにちょっと何撮ってるのかわかんない、

という写真ですが、にわかには信じがたい大きさの

杉の巨木が2本並んでいます。

右奥の観光客と比べていただくとその大きさが想像できるかもしれません。

どちらの杉も鎧のように鉄板が貼り付けられていますが、

これは昭和29年と昭和45年の台風で大枝が折れてしまった部分を

樹医が治療したためです。

つまり枝が折れなければ今よりもっと大きかったという信じがたい大きさなんです。

 

 

 

 

あまりの巨大さに一同木を見上げ動きません。

いえ、感動で動けないのです。

 

 

 

 

それもそのはず、樹高は60メートルにもなり周りの木々と比べても

突出して大きいのです。

手前の2階建ての住宅と比べていただくとその大きさが分かるかもしれません。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)が植えたと言われる伝説があり、

1000年前にはすでに巨木だったという記録もあります。

大杉漣さんも亡くなる数か月前に訪れたそうです。

もちろんこの木も特別天然記念物です。

学生時代に習った「サイン・コサイン・タンジェント」駆使すれば

木の高さを測量する事が出来るのですが、

残念ながらそれを覚えている者はいなかった。

技術は使わなければ失われるのである。

 

 

 

 

大豊の大杉にすっかり満足した我々ですが、

高知県は巨木の産地、次の目的地を目指し

穴内川ダム方面に向かいます。

ダム湖沿いの道を抜けた先に巨木があるというのです。

 

 

 

 

しばらく走ると再び林道に突入しました。

未舗装路に悪夢がよみがえりますが、

基本性能の高いフォレスターは難なくこの荒れ道をクリアしました。

林道を抜けてもダム湖沿いの道は途方もなく遠く、

また曲がりくねっておりハンドルを切り続ける時間が続きます。

あまりに続くカーブに車内は沈黙に包まれます。

ここまで山奥に来るともうラジオも入りません。

 

そこであらかじめ録音しておいた音楽に切り替えます。

流れてきたのはスタンドバイミー。

この状況にぴったりの名曲ですが、I上君と濱田さんは無反応だ。

この名曲は1961年の曲なので若い二人は知らない。

次に流れてきたのがジャクソン5の「I Want You Back」ですが、

こちらも1969年の曲なので二人は無反応だ。

無反応なのも仕方がない、生まれる前の曲だから。

たまりかねて塚DAさんが「アーノルド坊やですよね」と言ってくれましたが、

違う、マイケルジャクソンだ。

再び車内は沈黙に包まれる。

 

 

 

 

沈黙と連続するカーブを乗り越え到着したのが鳥居杉です。

山奥も山奥、民家の無い場所です。

全員がここまでよくたどり着いたなという気持ちです。

 

 

 

 

鳥居杉はその名の通り杉が鳥居の形を成している大変珍しい木です。

枝が真横に伸び、融着し鳥居の形を成しているのです。

あまりの神々しさに無神派の私も八百万の神を信じてしまうほど

神聖な空間です。

杉の鳥居の奥に社を建てる気持ちがよく分かります。

2本とも大変立派な巨木で、まだ樹勢も良い印象でしたので

まだまだ大きくなるのかもしれません。

皆が神聖な空気に飲み込まれたここで

東京出身の濱田さんが口を開いた。

「ボク、ここに来るの2回目です。」

なにー!!

東京出身の濱田さんがなぜこの山奥に来た事があるのか!?

彼の謎は深まるばかりだ! 

樹齢1000年の巨木よりミステリアスな男だ。

謎多き男という言葉があるが、彼には謎しかないではないか!

 

 

 

 

なんだかんだで無事帰り着きました。

今回の走行距離は約250km。

激狭の林道とカーブが延々続くダム湖沿いの道に

体力を奪われましたが、それでもフォレスターのおかげで

大変楽に帰ってくることが出来ました。

車の基本性能の高さを十分体験する事ができました。

 

 

 

 

林道など燃費には大変不利な走行が多かったのですが、

それでも大人4人乗車で15km/l近い燃費が出たのは、

このクラスの4WDのSUVとしては大変立派な数値ではないかと思います。

濱田さんが「まだだ!まだ物足りない!」と言っておりますので、

第二回巨木ツアーもあるのかもしれません。

皆様も車があるからできる生活の楽しさを

ぜひ満喫してみてください。

特にスバルの車は長距離運転も得意ですからね。

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